[原子力産業新聞] 2007年12月6日 第2407号 <1面>

原子力機構 超伝導導体製作契約 ITER機構が発足

ITER計画の第1回理事会が11月27、28日、フランス・カダラッシュで開催され、池田要氏を機構長とする国際熱核融合実験炉(ITER)機構が正式に発足した。去る10月には参加7極によるITER協定が発効しているが、今回の事業体発足により、今後10年にわたるITERの建設が本格開始されることとなった。

理事会後、ITER機構と日本の国内機関として指定されている日本原子力研究開発機構との間で、日本が分担する超伝導導体の製作に関する調達取り決めの署名式が行われた。


Copyright (C) 2007 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.