[原子力産業新聞] 2007年12月20日 第2409号 <1面>

西川知事、関電プルで 事前了解有効と改めて表明

福井県の西川一誠知事は、17日の県議会予算特別委員会で関西電力のプルサーマル計画に関し、県の99年の事前了解は現在も有効との考え方を改めて示した。

知事は計画再開は関電が県民の理解を得て、自らの判断で行うべきとも述べた。県議会の原子力発電特別委員会も12日の会合で、事前了解が有効なことを確認した。

先月30日の本会議で知事は、関電に対し美浜3号機事故への対応、トラブル削減、高経年化対策の充実、耐震安全性の確保などを要請するとしたが、これを計画再開の条件にはしない方針。


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