[原子力産業新聞] 2007年12月20日 第2409号 <2面>

COP13 排出削減さらに強化 ポスト京都で枠組み合意 「全員参加」 盛り込む

気候変動枠組条約第13回締約国会議(COP13)は今月3日〜15日までインドネシアのバリ島で開催され、2013年以降の温暖化ガス削減の新たな枠組み(ポスト京都議定書)策定に関し、同枠組条約の下に新たにアドホックWG(AWG)を設置し、09年までに合意を目指す「バリ・ロードマップ」を採択した。

同AWGの議論においては、@排出削減に関するグローバルな長期目標の検討A先進国間の取組みを比較するための全ての先進国による計測・報告・検証可能な緩和の約束または行動B途上国による計測・報告・検証可能な緩和の行動Cセクター別アプローチD革新的技術開発の協力――などを考慮することが明記された。

初回のAWGは来年3月か4月に開催の予定。


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