[原子力産業新聞] 2008年1月7日 第2410号 <11面>

11年に運転再開へ 1、2号機の状況 長期停止中

1号機は1976年3月に営業運転入りし、近年では定格出力運転中の01年11月7日、非常用炉心冷却系の一部である高圧注入系(HPCI)の手動起動試験を実施したところ、余熱除去系蒸気凝縮系配管で破断事故が発生して以来、現在も長期停止中だ。

2号機は78年11月に営業運転入りし、近年は04年2月21日からの定期検査中である。

1、2号機は共に、炉心隔壁(シュラウド)取替工事および耐震裕度向上工事を実施する予定になっている。現在、耐震裕度向上工事における目標地震動での評価および改造設計を進めているが、3〜5号機に比べて、工事規模が大きいことなどから、2011年3月まで停止することとしている。


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