[原子力産業新聞] 2008年1月10日 第2411号 <2面>

原子力機構と豊田通商 金属リサイクルを共同開発

日本原子力研究開発機構と豊田通商(名古屋市)はこのほど、原子力研究の技術を活用した金属資源の先進的リサイクルプロセスの共同開発を開始した。

自動車部品に多く使用されているアルミなどの金属素材の精製、生産について安全な製造プロセスの確立を目指すもの。まず原子力機構の高度なガス分析技術を基に、先進的な品質管理システムの確立や金属元素別精製技術の開発を開始。排出ガスの徹底管理などによる環境に配慮した生産技術の確立も検討。さらに近い将来、廃車からのガス回収技術の共同開発も予定している。


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