[原子力産業新聞] 2008年1月17日 第2412号 <2面>

オーストラリア レンジャー鉱山生産量が増大

エナジー・リソーシーズ・オーストラリア社(ERA)は15日、同社が所有するレンジャー鉱山の操業実績を発表。同鉱山の2007年のウラン生産量は、前年比14%増の5,412トンUで、同鉱山史上2番目の生産量を記録した。

同鉱山は昨年3月、集中豪雨に見舞われ一時操業を停止したが、およそ1週間で操業を再開。11月には完全に水抜きに成功した。

ERAは、豪雨の影響で採鉱量は前年から11%減少したが、採鉱する鉱石の品質が向上したため、生産量の増大につながったと説明している。


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