[原子力産業新聞] 2008年1月24日 第2413号 <1面>

国会外交演説で 外相も原子力協力推進を明言

福田康夫首相は18日、通常国会開会で行った所信表明演説の中で、「低炭素社会への転換」を掲げ、地球環境問題に真摯な姿勢で取り組む考えを述べた。

高村正彦外相は外交演説で、新興経済国に対し、エネ効率向上、再生可能エネや省エネ技術の活用とともに、核不拡散、原子力安全、核セキュリティを前提とした原子力協力を推進していくほか、唯一の被爆国として、NPTを基礎とした国際的な軍縮・不拡散体制の維持・強化に努める決意を表明している。


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