[原子力産業新聞] 2008年1月24日 第2413号 <4面>

六ヶ所低レベルで国側勝訴判決 仙台高裁

日本原燃の六ヶ所低レベル放射性廃棄物埋設センターの事業許可取り消しを求め、地元住民らが国を相手取って起こした裁判で、22日、仙台高等裁判所は、原告側の控訴を棄却する(国側勝訴)判決を言い渡した。

これは、91年に住民らが、同施設の国の事業許可(90年)に対し、地質・地盤、地震・断層、津波、水理、航空機事故に関する安全審査を問題に、許可取り消しを求め、青森地方裁判所に起こした訴訟で、一審でも一昨年6月、国側勝訴の判決が出ている。これを受け、同月、原告側が高裁に控訴していた。


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