[原子力産業新聞] 2008年1月31日 第2414号 <3面> |
オランダ 昨年の設備利用率は95%オランダの2007年の原子力発電電力量は39億9,400万kWhで、設備利用率は95%を記録した。 オランダ唯一の原子力発電所であるボルセラ発電所(=写真 PWR、48万1,000kW)は、2006年12月までに4,300万ユーロを投じて出力を増強している。 オランダでは2005年9月に脱原子力政策が撤回され、2006年1月には、政府が同発電所の運転期間を当初閉鎖予定とされていた2013年より20年間延長する方針を発表。2006年6月にはP.ヴァン・ゲール環境担当大臣(当時)が、ボルセラ発電所を所有・運転しているEPZ社らとの間で、運転期間延長を認める合意文書にサインしている。 |