[原子力産業新聞] 2008年2月7日 第2415号 <2面> |
シニアネット 東大で3月4日にシンポ開催日本原子力学会のシニアネットワーク連絡会(SNW、竹内哲夫会長)は3月4日、東京・文京区の東京大学武田先端知ビルでシンポジウム「原子力コミュニケーションのあり方を問う――社会と原子力界との相互信頼を求めて」を開く。 原子力に携わる関係者の行動が信頼感をもって迎えられるためには、「双方の一層のコミュニケーションの拡大が不可欠」との認識から開かれるもので、「我が国における原子力の真価が問われている今こそ、本音でコミュニケーションのあり方が議論されなければならない」との問題意識を持っている。 基調講演として、桝本晃章・東京電力顧問が「原子力の広報活動を振り返って」、新井光雄・科学ジャーナリスト(元読売新聞編集委員)が「報道における原子力の扱い方」について講演する。 第2部は宅間正夫・日本原子力産業協会顧問を座長にパネル討論を行う。 前記2名の発表者に加えて、「社会と原子力界との相互信頼を求めて」竹内哲夫SNW会長、「市民・生活者から見た原子力コミュニケーションの課題」犬伏由利子・消費科学連合会副会長、「地域社会が求める緊急時情報の発信と伝達のあり方」地方自治体関係者、「規制当局への信頼確立のためになすべきこと」佐々木宣彦・発電設備技術検査協会理事長、「コミュニケーションを通じた社会と原子力の相互信頼形成の実践」北村正晴・東北大学客員教授が参加する。 参加登録は原子力学会SNWのホームページから、25日締切り。参加費1,000円。懇親会は3,000円。 |