[原子力産業新聞] 2008年3月6日 第2419号 <2面>

米で設計審査を開始 US−APWR 日本企業で初

三菱重工業は3日、米国原子力規制委員会(NRC)が、同社の米国向け170万kW級新型PWR「US―APWR」の標準設計認証(DC)の審査を開始した、と発表した。

日本企業によるDC申請が受理され、NRCによる審査が行われるのは今回が初めて。審査期間には3年強が見込まれるとしている。

「US―APWR」は06年5月のNRCとの事前協議開始から約1年半でDC申請、今回の審査開始となった。

すでに米国ルミナント電力会社(旧テキサス電力)が採用を決定。現在、三菱重工は建設・運転一体認可(COL)申請準備作業の支援も進めている。


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