[原子力産業新聞] 2008年3月20日 第2421号 <2面>

IAEAのIRRS結果公表 国内初めて

IAEAは14日、昨年6月に日本の原子力安全規制制度全般に対して実施した「総合的規制評価サービス」(IRRS)の報告書を発表、「原子力安全のための総合的な国の法的枠組みおよび行政府の枠組みを備えている」などとする評価結果を示した。IRRSの受け入れは初めてのこと。

報告書では、経験と専門的知識を各国の規制当局間で共有するよう積極的な役割を保安院に求めたほか、全般として、安全規制枠組みの発展、その指揮・調整における保安院の主体的役割、規制当局と産業界との関係改善の進展を評価した。


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