[原子力産業新聞] 2008年3月20日 第2421号 <3面>

ブルガリア ベレネ出資者2社に絞る

ブルガリア電力公社(NEK)は10日、ベレネ原子力発電所への共同出資者をエレクトラベル社(ベルギー)と独RWE社の2社にまで絞った。今後さらに協議を継続する。共同出資の募集には、各国の電力会社5社が応札していた。

NEKは昨年5月、ベレネ発電所を所有するベレネ電力(BPC)を設立し、BPCへの自己出資比率を51%にすることを発表。同10月からは、残る49%の出資者の選定を開始していた。

ベレネ発電所は、露アトムストロイエクスポルト社(ASE)製VVER1000×2基から構成される。ASEを主契約者とし、年内にも建設を再開、2013年頃の初号機運開を目指して準備作業が進められている。


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