[原子力産業新聞] 2008年3月20日 第2421号 <4面>

「ハイサービス」で 遠隔画像診断支援が優良事例に

サービス産業のイノベーション・生産性向上に向けた運動を推進する「サービス産業生産性協議会」(代表幹事=牛尾治朗・ウシオ電機会長)は10日、創意工夫に富んだ優良事例を選定する取組「ハイ・サービス日本300選」の受賞企業27社を発表。本紙関連では、遠隔画像診断支援で、北海道大学発ベンチャー企業「メディカルイメージラボ」が選ばれた。

同社は、CT、MRI、PETなどによる画像診断に必要な専門医が不足・偏在する北海道で、医療の地域格差を解消すべく、道内地方病院の画像情報をデジタル情報として伝送させ、読影スタッフが画像を分析、コンサルティングを行うサービスを提供している。道内全域をカバーすべく取り組んでいる点が評価された。


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