[原子力産業新聞] 2008年3月27日 第2422号 <1面>

東芝 米NRG子会社に出資

東芝は26日、米国NRGエナジー社と、NRG社のABWR原子力発電所事業開発会社「ニュークリア・イノベーション・ノースアメリカLLC」に3億ドル(約300億円)出資することに合意したと発表した。また東芝は今回、NRG社と米国電力会社のCPSエナジー社がサウス・テキサス・プロジェクト(STP)として進めるABWR2基(STP3・4号機)の主契約者に選定された。

ニュークリア社は今年2月の設立、STPや北米でのABWR新規建設プロジェクトを推進しており、東芝の出資比率は12%になる。

STPは2015〜16年の運転開始予定。東芝は昨年、先行エンジニアリング業務を受注していた。主契約は今夏までに諸条件を詰め、最終契約の予定。


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