シンポ「低炭素社会の実現」　電中研が５月に

電力中央研究所は５月２７日、お台場の東京国際交流館で、国際シンポジウム「低炭素社会の実現に向けて――電力のＲ＆Ｄの役割と挑戦」を開催する。米国電力研究所（ＥＰＲＩ）、欧州電気事業連合、イタリア・チェジ・リチェルカ、中国能源研究所との共催。今夏の洞爺湖サミットに向けて、電気事業がＣＯ_２排出削減に果たす有効なＲ＆Ｄを議論し、世界に発信するのがねらい。

セッション１では「電力におけるＣＯ_２排出の技術的可能性」、セッション２では「ＣＯ_２削減に向けた電力のＲ＆Ｄ展開」をテーマに、米国、欧州、中国、日本の取組を紹介、これを踏まえて、内山洋司・筑波大学システム情報工学研究科教授進行のもと、ラウンドテーブル・ディスカッション「低炭素社会実現のためのＲ＆Ｄ協力とは？」を行う。

日英中同時通訳あり。入場無料。電中研ホームページ（http://criepi.denken.or.jp/）のシンポジウム申し込みページより参加登録を受け付け。５月１５日締め切り。問い合わせは、電中研広報グループ（電話０３―３２０１―６６０１）まで。