[原子力産業新聞] 2008年4月17日 第2425号 <3面>

アックユ1号機4社が応札 トルコ

トルコ初の原子力発電所の初号機建設について国際入札を開始したトルコ電力公社(TEAS)はこのほど、すでに4社が応札していることを明らかにした。

入札しているのは、カナダ原子力公社(AECL)、仏建設大手VINCI社、仏スエズ社、伊藤忠の4社。応札者は、トルコ企業とコンソーシアムを組むことを義務付けられている。

TEASによると、そのほかにも仏アレバ社、韓国電力、ロシアおよび米企業が関心を示しているという。入札の最終締め切りは、9月24日を予定している。

入札対象となっているのは、地中海沿岸のアックユ地点に建設されるアックユ1号機。炉型は、出力60万kW以上の軽水炉もしくは加圧重水炉を採用するとしている。

なお、TEASとしては、最終的に3基(合計出力400万kW)を建設したい考えだ。


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