吉川氏に瑞宝大綬章　春の勲章・褒章

政府は４月２９日付で、春の勲章・褒章受章者を発表した。本紙関係では、瑞宝大綬章を吉川弘之・元日本学術会議会長（＝写真）が受章。吉川氏は東大総長を９３〜９７年、学術会議会長を９７〜０３年の２期歴任した。原子力分野ではＩＴＥＲ計画の推進、旧動燃事業団の改革、ＪＣＯ事故調査、旧日本原子力産業会議の第３１回（９８年）年次大会準備委員長など、多大に尽力した。

また旭日重光章を重久吉弘日揮会長、瑞宝重光章を小松國男・元通商産業審議官、瑞宝小綬章を内山正史・元放射線医学総合研究所人間環境研究部長、藍綬褒章を塚田尚史・元日本製鋼所副社長がそれぞれ受章した。