Ｇ８エネ大臣会合等の詳細日程を決定　経産省

経済産業省は１日、６月に青森市のホテル青森で開くＧ８エネルギー大臣会合等の日程を正式に発表した。

７日午後は日米に中国、インド、韓国を加えた５か国エネルギー大臣会合を開き、８日にはＧ８（日米加英仏独伊露）および中国、インド、韓国を加えた１１か国エネルギー大臣会合を開く。

Ｇ８エネルギー大臣会合では、エネルギー安全保障問題に加え、北海道洞爺湖サミットで気候変動問題が主要議題となるため、省エネの推進、クリーンエネの導入、革新技術開発などの気候変動に対するエネルギー面からの対応を議論、サミットへの反映を図る。原子力発電への言及がどこまで踏み込んだものとなるかが焦点の１つ。

世界のエネルギー需要、温室効果ガス排出量における新興国のウェートが上昇しているため中国、インド、韓国にもＧ８エネルギー大臣会合への参加を招請した。５か国大臣会合では、原油価格高騰を背景に、主要消費国である５か国で緊急時対応、投資環境整備などを議論する。