[原子力産業新聞] 2008年5月15日 第2428号 <1面>

志賀2が再び原子炉を起動 北陸電力

北陸電力は9日、志賀原子力発電所2号機の原子炉を再起動した。今後試験運転し、来月には営業運転開始の予定。

同号機は3月26日に一度再起動したが、気体廃棄物処理系の水素濃度が上昇、4月2日に再び停止した。原因は、長期停止期間中に排ガス再結合器内部が結露し、硫酸塩が生成され触媒の一部を覆ったためと判明。触媒の新品への取り替えなどの対策を実施した。


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