[原子力産業新聞] 2008年5月22日 第2429号 <4面>

成都の西南物理研究所 中国地震 「死傷者はなし」

5月12日、現地時間午後2時28分、中国四川省成都市の北西約95km、深さ10kmで発生したM8の地震から1週間以上が経過し、被害状況が次第に明らかになってきている。

中国国内の一部報道によると、一部放射性物質が倒壊建物の瓦礫の下に埋もれたとの報道もあるが、中国原子力産業協会によると、成都市にある「西南物理研究所」(震央から約160km、スイミングプール型研究炉(熱出力・3MW)、核融合装置などが設置)では、かなり強い揺れが感じられたが、死者・負傷者はないと言う。


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