[原子力産業新聞] 2008年6月12日 第2432号 <2面>

系統レベルの健全性確認へ 柏崎刈羽7号機

東京電力は、来月にも柏崎刈羽7号機の系統レベルの健全性確認に向けた点検・評価計画を作成する。これまでの個々の機器レベルの健全性確認から、次の段階の系統レベルの確認に入る。

総合資源エネルギー調査会で中越沖地震の影響を審議する設備健全性評価サブWG(主査=関村直人・東大教授)で5日、報告されたもの。系統ごとの運転により、警報やインターロックの作動、弁の開閉、ポンプの運転性能の確認など、系統全体としての性能を評価する。系統レベルの確認が終了した後、プラントレベルの健全性確認に移ることになる。


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