[原子力産業新聞] 2008年6月26日 第2434号 <1面>

来年度予算で基本方針 総合科技会議

政府の総合科学技術会議は19日、来年度科学技術予算の基本方針をまとめた。福田内閣の掲げる「環境エネルギー技術革新計画」など、重要政策課題への資源配分を徹底重点化し、メリハリある予算の実現を目指す考え。

従来の施策ごとの「SABC評価」に加えて、先月までに同会議がとりまとめた「革新的技術戦略」、「環境エネルギー技術」、「科学技術外交強化」、「科学技術による地域活性化」などを科学技術が大きな役割を果たす喫緊の最重要政策課題ととらえ、各府省・研究開発法人としてこれらに重点化した資源配分が図られるよう、概算要求時に課題・個別施策ごとに検証することとした。

具体的方法については、次回会合で審議する。


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