[原子力産業新聞] 2008年6月26日 第2434号 <3面>

遠心分離濃縮工場の株購入 スエズ社

欧州を中心に活動する国際産業サービス・グループであるスエズ社は3日、ジョルジュ・ベスUウラン濃縮工場を所有する仏アレバの子会社の株式5%を購入することでアレバ社と協定を締結したと発表した。金額は明らかにしていない。

ジョルジュ・ベスUはアレバ社が仏国のトリカスタンで建設している遠心分離法濃縮工場。総工費約30億ユーロで2009年の運転開始を目指している。スエズ社は子会社を通じて同工場に電気設備を施工。株式の取得により、今後、関連原子力機器の契約を確保できると期待している。


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