[原子力産業新聞] 2008年7月10日 第2436号 <3面>

米社からタービンの取替受注 仏アルストム社

タービン機器の大手製造業者であるアルストム社は6月19日、米国のエクセロン社と3つの原子力発電所向けに蒸気タービンの取替え用機器を納入・設置する契約を結んだと発表した。

契約総額は約4億2,000万ドルで、納入先はイリノイ州のクアド・シティーズ(BWR2基、各91.2万kW)とドレスデン(BWR2基、各91.2万kW)の両発電所、およびペンシルベニア州のピーチボトム発電所(BWR2基、各118.2万kW)。同社はすでに、クアド・シティーズ用の低圧タービン3台の製造作業に取りかかった。同社によれば、この改造で1基あたり約4万kWの出力上昇が可能になるとしている。


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