[原子力産業新聞] 2008年7月17日 第2437号 <4面> |
原子力学会 8月23、24日 別府市で 災害看護学会に協力日本災害看護学会は8月23日、24日、大分県別府市のビーコンプラザで第10回年次大会(大会長=草間朋子・大分県立看護科学大学長)を開催する。今回は原子力関連の講演や日本原子力学会・九州支部の支援を受け放射線関連の実験も行う。 開会では、草間大会長が「NBC(原子力・バイオ・化学)災害と看護職の役割――原子力・放射線事故の経験を通して」と題して講演する。次いで「原子力・放射線災害の基礎」(篠原邦彦氏・原子力機構)、「緊急被ばく医療体制の現状」(水江麻紀子氏・国立病院機構災害医療センター)の講演のほか、初心者のための放射線実験として「のぞいてみよう!放射線の不思議な世界――霧箱の実験、自然放射線の測定」、少し高度な「放射線の特性を知る――レントゲン写真、CTスキャンの原理、放射線測定器の紹介を通じて」も実施する。 24日には、特別講演として評論家の木元教子・前原子力委員が「災害と報道」と題して講演する。2日間を通じて会場ではホールボディカウンターなど放射線測定機器の展示なども並行して行われる。同学会ではホームページを通じて参加募集を開始した。 |