[原子力産業新聞] 2008年7月24日 第2438号 <1面>

三井物産 ウズベキスタンでウラン資源開発へ

三井物産はこのほど、ウズベキスタンの政府機関のゴスコムゲオロギー(地質鉱物資源国家委員会)と、同国内の黒色頁岩型ウラン資源開発に関し、地質調査のための合弁会社設立を検討する基本合意書に調印した。

合意書により、三井物産はゴスコムから18か月の独占交渉権を付与され、合弁会社の設立の詳細協議に入る。合意の場合、約3年間、探査の予定。共同調査の対象となる鉱区は、ナヴォイ市北西300kmのザパドゥノ・コクパタスカヤ鉱区。

ウズベキスタンのウラン埋蔵量は約9万トン。黒色頁岩は薄い層が重なった泥岩で、硯の材料としても使われている。


Copyright (C) 2008 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.