[原子力産業新聞] 2008年7月24日 第2438号 <2面>

ITER情報をメールで発信 原子力機構

原子力機構は、国際熱核融合実験炉(ITER)の建設支援を積極的に行うため、機器などの入札情報や人材募集状況を、国内の研究機関、民間企業、技術者個人などに直接、情報を提供するため、各地での説明会や専用ホームページを開設し、情報公開に努めている。

ITER専用ホームページ( http://www.naka.jaea.go.jp/ITER/index.html )から登録すれば、説明会や人材募集の説明会などの開催情報を手に入れることができる。

ITER機構の専門職員数200人のうち、日本人は17人(約9%)に留まっている。この内訳は政府3人、企業6人、原子力機構8人で、日本政府としては倍増をめざしている。専門職員数を参加極別にみると、欧州119人、日本17人、ロシア・韓国・中国が各15人、米国12人、インド7人となっている。


Copyright (C) 2008 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.