[原子力産業新聞] 2008年9月25日 第2446号 <2面> |
プル利用「理解深まる」が65% 経産省が調査経済産業省はこのほど、先月31日に北海道泊村で開催したプルサーマルシンポジウムでのアンケート調査の結果をまとめた。プルサーマルの内容、必要性、安全性などについて理解が深まったとの回答がともに60%を上回った。 シンポジウムは泊村公民館を会場に、札幌市内のTKP札幌ビジネスセンターには傍聴会場を設置。両会場合わせた参加者は351人、地元4町村からの参加者が47%を占めた。アンケート回答者は158人。 全体的な感想として、「まあまあ」を含め良かったとの回答が72%。プルサーマルとは何かについて、「だいたい」を含め理解が深まったとの回答が65%、必要性は同じく64%、安全性は同じく63%となった。 経産省は結果について、「地元住民の方から、一定の理解を頂いたと考えている」としている。 北海道電力は泊発電所3号機でプルサーマルを計画しており、今年の4月に北海道、泊村、共和町、岩内町、神恵内村に対して事前協議を申し入れている。 |