[原子力産業新聞] 2008年10月9日 第2448号 <1面>

新興国協力などで議論 N―20、ニースで

日仏の原子力専門家からなるグループN−20は、2日、3日とフランスのニースで第15回会合を開催し、共同声明を発表した。今回の議題は(1)高速炉開発(2)核不拡散(3)新興国への原子力協力(4)人材養成――など。

共同声明では、7月のG8洞爺湖サミットで地球温暖化対策で原子力発電が有効であるとの認識を初めて公式に表明したことについて、「最も重要なことは、国際社会における原子力発電の役割が明確にされたことである」と評価し、日仏両国は、原子力発電の先進国として主要な役割を果たすべき、と強調している。


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