[原子力産業新聞] 2008年10月9日 第2448号 <2面>

保安院 火災対策専門官のマニュアル作成

原子力安全・保安院はこのほど火災対策専門官の業務マニュアルを作成した。防火チェックのポイント、自衛消防隊の訓練、火災発生時の連絡など、保安検査官事務所の火災対策専門官の留意点をまとめた。

防火チェックは、原子力安全委員会の火災防護審査指針を踏まえて整理。原子力施設内で実施される種々の工事・作業に関する事業者と可燃物の有無などを十分に確認することが重要とし、様々な具体例を示した。自衛消防隊は、事業者が作成する消火活動計画の妥当性を確認し、消防訓練は消防庁が検討中の「消防訓練の在り方」との対応を予定している。


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