[原子力産業新聞] 2008年10月9日 第2448号 <3面>

設立50周年記念会議を開催へ OECD/NEA

経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)は9月25日、同機関の設立50周年を記念する特別会議を10月16日にパリで開催すると発表した。

この会議では、OECDのA.グリア事務局長を議長とする開会セレモニーで国際原子力機関のM.エルバラダイ事務局長らが挨拶する。また、NEAのL.エチャバリ事務局長は歓迎スピーチの中で、NEAが同日付けで開始する「原子力発電予測」の編纂について説明する予定。加盟各国における2050年までの原子力開発予測を明示し、原子力発電の成長シナリオや将来の利用における関わり方について分析することになるという。

日本からは田中俊一原子力委員長代理が原子力発電の将来像について発言する予定であるほか、特別スピーカーとして国際エネルギー機関の田中伸男事務局長も登壇する。なお、会議終了後には会議発表者の記者会見が予定されている。

NEA事務局では、この特別会議と記者会見の模様をライブ映像でウェブサイト上に配信する。また、メディアによる会議発表者のインタビューも受け付けており、ラジオおよびテレビ・スタジオの利用も可能。事前に登録が必要なため、詳細についてはNEAのサイト www.nea.fr/html/general/50th/press/を参照のこと。


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