[原子力産業新聞] 2008年11月6日 第2452号 <1面>

核軍縮を決議 国連・委員会

国連総会第1委員会で10月29日(日本時間28日)、日本が提出した核軍縮決議案「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」が賛成163、反対4(米国、インド、北朝鮮、イスラエル)、棄権6の圧倒的賛成で採択された。

同決議は、北海道洞爺湖サミットの成果を踏まえ、「すべての核兵器国に対し、透明性のある方法で核兵器の削減を実施することを要請」するとの文言を盛り込んだもので、核兵器国の英国、フランス、ロシアを含む幅広い支持を得た。

同決議案は今後、12月初旬にも国連総会本会議で票決される予定。


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