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[原子力産業新聞] 2008年12月18日 第2458号 <1面>

泊プル計画・検討会議 「安全性確保される」と提言を提出

北海道電力・泊発電所3号機のプルサーマル計画を検討するため、北海道と地元4町村が設置した「プルサーマル計画に関する有識者検討会議」(会長=成田正邦・北大名誉教授)は14日、「ウラン燃料のみを利用する場合と同様、安全性が確保される」との提言をまとめ、付帯意見と併せて北海道の高橋はるみ知事や各町村長に提出した。

提言書は、「独自の評価項目を設定し、24の論点ごとに科学的・専門的見地から慎重に検討した」とした上で、国の安全審査を前提に、「安全性が確保されるとの結論に至った」とした。付帯意見は事業者、国、自治体などに住民への適切な情報公開、使用済みMOX燃料再処理や高レベル放射性廃棄物最終処分場の確保などを要請。

今後、同計画は各町村議会で審議し、これを踏まえ北海道が最終判断を示す見通し。


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