文字サイズ
[原子力産業新聞] 2009年1月8日 第2460号 <2面>

浜岡1、2号機 今月30日をもって正式廃止

中部電力は浜岡原子力発電所1、2号機の運転終了の決定に伴い12月22日、経済産業大臣に電気工作物変更届出を行った。

変更内容は、同1、2号機を1月30日をもって正式に廃止し、浜岡原子力発電所全体の出力を488万4000kWから3基350万4000kWにするもの。これによって日本の原子力発電所は計53基となる。

また同1、2号機の運転終了に伴い、同社は12月24日、電気事業法施行規則に基づき、現在実施中の定期検査を同号機の廃止日(1月30日)をもって、当該定期検査を中断する定期検査申請内容の変更書類を経済産業大臣に提出した。

これによって、1、2号機は同法の定期検査の規定の適用がなくなるが、今後は原子炉等規制法に基づく施設定期検査を1年に1回受けることになる。


Copyright (C) 2009 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.