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[原子力産業新聞] 2009年1月15日 第2461号 <2面>

安全余裕など意見募集3件 安全委

原子力安全委員会では、「制御棒挿入による原子炉緊急停止に係わる安全余裕に関する検討について」など、3件の意見募集を行っている。

中越沖地震の経験から、安全余裕の適切さとその国民への説明責任の重要性が認識されたことから、安全委専門部会では、「止める」機能に関して、「制御棒挿入時間を指標とした安全余裕の把握」と「原子炉緊急停止に係わる安全余裕の全体的な検討」を行い、検討結果をとりまとめ、パブリックコメントに付している。締切は今月26日までとなっている。

その他、「『発電用軽水型原子炉施設の安全機能の重要度分類に関する審査指針』の一部改訂」および「『発電用軽水型原子炉施設の安全機能の重要度分類に関する審査指針』を運転管理段階で参考とする場合のリスク情報の活用の考え方について」に対する意見募集、「安全審査の進め方に関する対応方針」に対する意見募集も合わせて行っており、締切はいずれも今月28日。

詳細は、HP「http://www.nsc.go.jp/box/box.htm」参照。


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