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[原子力産業新聞] 2009年1月22日 第2462号 <1面>

豪州でウランの共同探鉱を開始 JOGMEC

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)はこのほど豪州で、同国のウラン探鉱企業のボンダイ・マイニング社と新規のウラン共同探鉱を開始した。

この共同探鉱は、07年度に創設された経済産業省の補助金による海外ウラン探鉱支援事業。JOGMECが同国で行うウランの共同探鉱としては初の案件になる。JOGMECは4年間で、合計300万豪ドル(約1億8,000万円)の探鉱費用を負担することにより、このプロジェクトの51%の権益を獲得できる。

探鉱地域は北部準州北東部に位置し、総面積が約8,050平方kmで8つの鉱区があるマーフィー地域。ダーウィン市から約1,000km離れており、大陸横断鉄道が開通しているものの、同国でも数少ない探鉱フロンティアの1つ。

東方には資源量約2万トンのウェストモーランドのウラン鉱床(クィーンズランド州)があり、同地域はこの鉱床の西方延長部と推測され、鉱床ポテンシャルが期待される地域という。


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