北海道電・泊３　１２月営業運転に向け試運転開始

北海道電力は今月２５日から泊発電所３号機（＝写真、ＰＷＲ、９１．２万ｋＷ）の燃料装荷を開始し、試運転を開始した。

同号機は０３年１１月の着工、５年間にわたり鋭意建設を進めてきたがこのほど完成した。３月には原子炉を起動し初臨界、その後発電を開始し出力を順次上昇、１２月には営業運転の開始を予定している。

同社は今回の試運転開始を、北海道および地元４か町村に報告するとともに、「今後とも安全確保に万全を期して試運転を進め、信頼され、安心していただける発電所を目指す」とのコメントを発表した。なお試運転開始に先立ち、同号機はこれまでの建設工事の出入管理体制から、原子力発電所としての出入管理体制等に移行した。