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[原子力産業新聞] 2009年2月5日 第2464号 <1面>

合弁事業会社を設立 ルミナントと重工

三菱重工業と米国電力会社のルミナント社は1月30日、ルミナント社のコマンチェピーク原子力発電所(テキサス州)に増設を計画している「US−APWR」2基の開発を促進するため、合弁事業会社「コマンチェピーク・ニュークリア・パワー」を設立した。

合弁会社は08年9月にルミナント社が設立していた「コマンチェピーク・ニュークリア・パワー」に三菱重工が出資し、新会社として発足したもの。資本金は約60億円で出資比率はルミナント社が88%、三菱重工が12%。本社をテキサス州ダラスに置き、従業員は約40名でスタートした。

NRC(米国原子力規制委員会)からCOL(建設運転一括許可)が発行されるまでの期間中、同プロジェクトの開発費用は合弁会社が負担する。

三菱重工とルミナント社は今後、日米両政府が検討している公的金融による資金面での支援を得るための申請を行う方針で、すでに合弁会社が米国エネルギー省(DOE)に融資保証申請書を提出している。


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