[原子力産業新聞] 2009年2月5日 第2464号 <2面> |
話題満載の「電気の史料館」 東京電力東京電力のPR施設「電気の史料館」(横浜市)が人気を呼んでいる。同史料館の年間来館者数は、01年の開館から06年度まで、概ね2万人台で推移してきたが、今年度は11月時点ですでに2万人に達しており、昨年度に続き3万人を越えそうだ。 昨年のトピックスとしては、9月29日の皇太子殿下のご視察、11月26日の累計来館者数の20万人突破などがある。また、展示品の「千葉火力発電所1号タービン発電機」(米GE社56年製、12万5000kW、毎分3000回転)は、戦後復興期の首都圏電力需要急増を支えた当時の最新鋭機として、国立科学博物館が10月に創設した重要科学技術史資料登録制度「未来技術遺産」にも認定され、同9日、登録証授与式も行われた。 同史料館は、電気事業の広報のみならず、技術的に意義のある実物・実機、映像史料約700点を収集・展示する電気の歴史博物館としても、一見の価値がある。月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始休館。神奈川県のJR川崎駅西口より無料送迎バスも運行。電話045―394―5900。 |