文字サイズ
[原子力産業新聞] 2009年2月12日 第2465号 <1面>

燃料安定供給など議論 原子力部会小委

総合資源エネルギー調査会原子力部会の国際戦略検討小委員会は4日、第3回会合を開催し核燃料の安定供給確保、核燃料サイクルの推進、先進国協力などの議論を重ねた。3月31日開催予定の次回会合で、中間報告骨子案の検討に入る。

今会合で資源エネルギー庁は各テーマの論点として、(1)燃料供給ではウラン採掘から成形加工までに多様なプレーヤが存在する我が国の重視すべき点は何か(2)再処理では如何なる国際的な関与・貢献が可能か(3)先進国協力では競争と協力のバランスを如何に考えるか――等を提示。委員からはウラン資源におけるカザフの重要性、科学的分析による戦略的議論の必要性等の意見が出た。


Copyright (C) 2009 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.