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[原子力産業新聞] 2009年2月19日 第2466号 <3面>

新理事長にフェーテル氏 米原子力協会

米原子力エネルギー教会(NEI)は11日、F.ボウマン前理事長の後任として、M.フェーテル上級副理事長兼原子力部門最高責任者(=写真)を選出したと発表した。

フェーテル氏はエバスコ社その他の組織で、火力および原子力発電所の設計から立地、認可、管理に至るまでの諸問題に関する電力事業者へのコンサルティング業務で40年以上の経験を有する。1990年に米国エネルギー啓発協議会(USCEA)に副理事長として加入した後、94年からはNEIで原子力の経済性や燃料供給の担当副理事長を務めた。03年に上席副理事長兼原子力部門最高責任者に就任し、08年から現職に。

米国内の商業炉と原子力施設について、効果的かつ安全性に焦点を絞った規制手続きの強化プログラムを統括するとともに、原子力発電所における厳正な安全保障計画の徹底や、商業用原子力施設での広範囲な技術問題への取組みについて産業界全体の指導に当たる。また、米国政府による使用済み燃料の貯蔵・最終処分計画など長期管理問題に関してもNEIの活動を指揮している。


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