[原子力産業新聞] 2009年2月26日 第2467号 <2面> |
三菱重工 米SCE社に 世界最大級SG納入三菱重工業は24日、米・電力会社のサザン・カリフォルニア・エジソン(SCE)社のサンオノフレ原子力発電所(サンディエゴ)に取替用の蒸気発生器(SG)2基を納入した、と発表した。 04年9月の国際入札で受注、神戸造船所で製作してきた。SCE社は83年に運転を開始した同発電所2号機(110万kW)に、今年秋の定期検査時に据付ける計画。 SGは胴部外径が最大7m、重量が約580トンで伝熱管本数が約1万本。国内向け標準機種と比較してサイズ・重量で1.5倍以上、伝熱管本数で約3倍と世界最大級としている。同社は北米・欧州向けに取替用SGをこれまでに28基受注、国内の新設や取替も含めたSGの受注累計は122基という。 |