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[原子力産業新聞] 2009年2月26日 第2467号 <2面>

黒田・日本ヒューマンファクター研究所長が逝去

ヒューマンファクター研究の権威の黒田勲・日本ヒューマンファクター研究所長(元早稲田大学教授)が17日、急性心不全で死去した。81歳。通夜・告別式は親族らで。同研究所主催で3月31日午後1時から、東京・港区高輪のホテルパシフィック東京で「お別れの会」を開く。

黒田氏は51年北海道大学医学部卒業で医師、医学博士。57年航空自衛隊医官となり航空医学実験隊長などを務め、98年日本ヒューマンファクター研究所を設立、所長に就任。

原子力との関係は、1979年の米国TMI事故以来で、原子力発電所の作業員と機器の関係などについても多くを発言し、2000年に原子力委員会が公開の場で初めて策定した原子力長期計画での第一分科会「国民・社会と原子力」の委員などを務めた。


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