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[原子力産業新聞] 2009年3月12日 第2469号 <2面>

学会が23日から春の年会 「柏崎刈羽」復旧の講演も

日本原子力学会は「2009年春の年会」を23日から25日まで、東京・大岡山の東京工業大学で開催する。

応募発表約705件のほか、一般公開の特別講演や総合講演、企画セッションなどもある。

特別講演は、「極地の氷から地球環境を探る」藤井理行(国立極地研究所)、総合講演は「原子力をめぐる世論調査とマスメディア報道」木村浩氏(東大)、佐田務氏(原安委)、「地震特別報告会(柏崎刈羽原子力発電所の復旧と地震安全ロードマップ中間報告)」班目春樹氏(東大)、大橋弘忠氏(同)、関村直人氏(同)ほか東電、保安院、原安委など。

企画セッションでは「米国新政権の原子力政策と日米協力の好機」Jor−Shan CHOI氏(東大)、「米国新政権における核不拡散政策」千崎雅生氏(原子力機構)、男女共同参画「企業における女性のキャリアの築き方」土井美和子氏(東芝)など。

応募発表の中には、「HLW処分に係る東洋町のケースの原因分析と得られた教訓」(東大)、「高レベル放射性廃棄物処分の公募制度に関する一考察=インタビューから見る東洋町の事例分析」(同)、「高レベル放射性廃棄物最終処分場の誘致検討事例からみた課題に関する研究」(福井大)、「原子力と電力会社に対する『信頼』のイメージに関する基礎的調査」(東大)、「原子力の新聞報道が読者に与える印象に関する研究」(同)などの報告も行われる。


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