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[原子力産業新聞] 2009年3月19日 第2470号 <1面>

特別定期検査を終了 志賀1号 運転再開へ大きく前進

北陸電力の志賀1号機で行われていた国による特別な定期検査の全項目が12日、終了した。同機は07年3月、臨界事故隠蔽問題で停止、発電設備総点検を踏まえ同7月より、通常の定検に加え、特別な定期検査として、厳格な確認を実施していた。

同社の本年度供給計画で、志賀1号機は運転計画が見通せず、供給力から外れていたが、昨年7月から実施されていた耐震裕度向上工事も1月に終了しており、今後の運転再開の判断が注目される。


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