[原子力産業新聞] 2009年3月26日 第2471号 <4面> |
原子力用語変換辞書を共同開発 ジャストシステムと学会ジャストシステムと日本原子力学会はこのほど、原子力関連用語が正確に効率的に入力できるATOK専用の用語変換辞書「日本原子力学会 原子力用語辞書2009」(=写真)を共同開発した。今年6月末から販売を開始する予定。 同辞書により、原子力関連の事業に携わる企業や団体などがさまざまな文書を作成する際、日本原子力学会の標準に使用されている用語をはじめ、「JIS Z4001原子力用語」や「学術用語集原子力工学編」などに沿って入力できる。原子力関連の標準化を進めている同学会の標準委員会は、表記統一した用語の使用も推進しており、今回、共同開発した。 関連用語の読みの先頭の数文字を入力するだけで、長い用語も正確に変換できるとともに、日本語の読みの入力で英単語に変換可能なことも特徴。また、英単語のスペルの冒頭数文字の入力による英単語入力、入力しながらの用語の説明の参照も可能としている。 用語の登録は、「JIS Z4001」などに加え、ジャストシステムが学会標準から抽出したものを同委員会の専門家が精査したという。 希望小売価格は1万8000円、法人向けライセンス価格が1万6000円。同社のオンラインショッピングの直接販売のみ。 |