日本原燃 MOX燃料工場、秋に着工 工事費1,900億円に

日本原燃は16日、六ヶ所村に建設を計画するMOX燃料加工施設(J―MOX)について、工事計画の変更などを図った事業許可申請の一部補正を経済産業省に提出した。

同施設は、07年10月着工、12年10月竣工の予定となっていたが、現在、原子力安全委員会による安全審査中となっており、今回の補正では、今年11月着工、15年6月竣工と、それぞれ延期し、また、工事計画変更、建設用資材等の価格上昇、耐震対応、工場設備の製作・施工の詳細化などに伴い、工事費を約1300億円から約1900億円に増額した。

その他、東京電力、東北電力らによる地質調査結果を踏まえ、活動性を考慮することとなった横浜断層による地震を検討用地震の1つとして取り扱うなど、申請記載事項の充実・適正化を図っている。


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