[原子力産業新聞] 2009年4月23日 第2475号 ＜5面＞

【第４２回原産年次大会】　セッション１　基調テーマ「原子力大国・経済大国における低炭素社会実現にむけた原子力発電への期待」

気候変動問題に関する議論の場で提示されている問題解決に向けた高い目標を達成するには原子力利用が不可欠であり、一層の活用が必要との認識が世界的に高まっている。しかし、一方では加速する温暖化に対し、現状のままで原子力開発スケジュールが追いつくことができるのかという懸念もある。セッション１では、「低炭素社会実現への挑戦――原子力は期待に応えられるか」の基調テーマの下、経済発展と低炭素社会両立の観点から、世界経済で大きなウェートを占める英国、フランス、フィンランド、中国、インド、および日本の６か国がそれぞれの国における原子力の役割をレビュー、共通課題と解決策について検証した。

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