中曽根外相 原子力発電導入国支援を強調

中曽根弘文外相は27日、都内で「ゼロへの条件――世界的核軍縮のための『11の指標』」と題して講演し、世界的な核軍縮に向けて、核兵器用核分裂性物質の生産禁止を訴える一方で、「原子力の平和利用も推進していかなければならない」と強調した。

日本としてもアジアなどの原子力発電導入国に対して、国際原子力機関(IAEA)の保障措置、原子力安全、核セキュリティーの3Sを確保した適切な原子力発電の国際展開を一層支援していく考えを表明した。


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